メダカの針子のエサとしてもよく使われるPSB「光合成細菌」を、冬のうちに培養しておきたいですよね!でも、気温が低いとうまく培養出来ないことが多いとおもいます!
そこで、冬にPSBを培養する際のコツや、注意点を書いてみました。
PSBってなに?
PSBとは、光合成細菌と呼ばれる細菌をメインとした、水槽内の水質浄化を助けてくれるバクテリアの仲間のことです。
バクテリア剤として使われているPSBは酸素を必要としない嫌気性細菌の仲間になります。赤い色をした液体で、かなりキツイ匂いが特徴です。
もともとは、汚水処理場などの施設で活用されていたのがはじまりで、水槽内の水質浄化にも活用させるようになりました。
手に入れるには?
ホームセンターやペットショップなどでも販売していますが、培養向きではないので、ヤフオクやネットショップなどで濃縮タイプのPSBを、種菌として購入されることをおすすめします。
培養に必要なものは?
容器(ペットボトル)
今回は2ℓのペットボトルを利用して培養します。
ミネラルウォーターのペットボトルを使用していますが、気温の高い夏などは破裂を防ぐため炭酸飲料のペットボトルを使用することをお勧めします。
匂いが強烈なため破損したら大変です😨
倍基(エサ)
今回は、コスパにも優れているEBIOS錠を使用します。
ドラッグストアなどで安価で手に入ります。
PSB
ヤフオクやネットショップで購入した濃縮タイプまたは、夏に培養した濃いPSB
出来るだけ、濃いものを使用すると培養しやすいです!
水
水道水
培養の仕方(2ℓ培養の場合)
- ペットボトルを綺麗に洗う
- EBIOS錠を1ℓに対して4錠入れる(2ℓなので8錠)
- ペットボトルの半分まで水道水を入れる
- ペットボトルの蓋を閉めEBIOS錠をよく溶かす。
- EBIOS錠がある程度溶けたら、漏斗を使いPSBを入れる。(下の写真のように、ペットボトルの口いっぱいに入れる。)
- 空気が入らないようにキャップを閉める。
- 日当たりのいい場所、ライトの下などで光を当てる。
- こまめに、ペットボトルを振って混ぜる。
- 数日ほどで赤さが濃くなります。
※PSBこぼすと、匂いが凄いので水洗いできる場所での作業をお勧めします。手などに付かないように気を付けましょう。とても臭いです!
嫌気性のバクテリアのため、空気は極限まで入らないように注意しましょう。
冬の場合の注意点!
PSBを培養するには温度が必要になります。
気温が低いと培養が進まず、赤くならないことがあります。
- 暖かい屋内で明るいところに放置する。
- ヒーターを使っている水槽などが有れば魚と一緒に入れて、光をたくさん当てる。
以上のことに気に付ければ冬でも簡単に、PSBを培養することができます。
まとめ
今回は、メダカの稚魚のエサとしても使われる、PSB(光合成細菌)の培養の仕方と冬に培養する際の注意点を書いてみました。
- PSBとはどんなもの
- 手に入れるには?どこで買うの?
- 培養するには何が必要なの?
- 培養の仕方は?
- 冬に注意することは?
暖かくなるとメダカの産卵が始まるので、稚魚のエサが気になりますよね。
今のうちにPSBを培養しておくと、春の水替えと稚魚用のエサにと使えるので役に立つと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
みなさん、よいメダ活を😊
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